ダブルクリック、ねじれ構造でGoogleと大もめ

 ダブルクリックと米グーグルがもめています。米国のダブルクリックはご存じの方もいるかもしれませんが、米グーグルが買収しました。一方、日本法人のダブルクリックはトランスコスモスが出資して子会社化しています。

 揉めているポイントはダブルクリックの広告配信技術「DART」の使用。ダブルクリックは1997年よりDART技術をベースとした製品やサービスを、国内で永続的かつ独占的に販売できるライセンス契約「DART契約」を米ダブルクリックと結んでいました。その後、米グーグルが2008年3月に米ダブルクリックを買収したため、DART契約を米グーグルが引き継ぎました。そして、米グーグルが日本のダブルクリックに対して、DARTを使って開発されている「MobileMK」「MobileMK Analytics」「MO-ON」がDART契約で定めた競業禁止義務に違反しているとして、DART契約の解除を通知したわけです。

 これに対して、ダブルクリックは米ニューヨーク州ニューヨーク郡上位裁判所へDART契約解除差し止めの仮処分を申し立てていました。これがめでたく2008年12月29日に認められたとのこと。

 今後はどうなるか分かりませんが、日本のダブルクリック社員からすればとりあえずほっとしたところでしょう。

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