ライオンのCGM型Webキャンペーン「うるばな」

ライオンが展開するWebプロモーション「うるばな」

ライオンが展開するWebプロモーション「うるばな」

 ライオンが2009年2月6日より、ユーザー投稿型のWebキャンペーン「うるばな」を開始しました。2008年1月に発売し、入浴中からスキンケアを行いましょうというコンセプトを持つ「BATHTOLOGY(バストトロジー)」のブランド認知拡大を目的としているそうです。

 訪問したユーザーは登録など不要で、心温まる体験を投稿できます。またほかの投稿を見て、心が温まった場合は「ほっこりする」ボタンをクリック。ほっこり度合いが高くなるにつれて、投稿記事を示す泡が大きくなる仕掛けです(下図)。投稿に対してコメントしたり、自分の日記に投稿内容を貼り付けたりできます。

「うるばな」で投稿されたコメントを引用

「うるばな」で投稿されたコメントを引用

 開始時の投稿を見たところ、事前の仕込みを多分に感じさせる投稿も多く見受けられました。また、期間が3月31日までと区切られているのもキャンペーンの域を超えていない気がします。商品のブランド認知をインターネット上で行うなら、商品ブランドがなくなる日まで腰を据えて展開する姿勢であってほしいと思います。もう一点、投稿した内容をどこにでも貼り付けられるようにするためには著作権がどこに属するのかを明確にしておく必要がある気がします。念のため投稿時に権利を放棄させたほうがいいのではないでしょうか。

 ただ、取り組みとしては面白い事例の部類に入ると思います。特にライオンのような大企業がこうしたWebプロモーションを手がけるのは、確実に市場拡大に寄与します。

 実は今回の取り組みとまったく逆のサイトが既にあります。その名も「リグレト」。ユーザーがへこんだ事を書き込み、みんなで慰めるというサイトです。企業としては勇気のいることかもしれませんが、こうしたサイトともタイアップして、へこむ→みんなが慰める→元気になる→その体験をうるばなに書き込む、といった流れを作り出してみるのも面白いと思うのですが。

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