
EX:JAPON(エクスプレスジャポン)のプレ最終号
リクルートが2009年1月19日にプレ創刊したフリーペーパー「EX:JAPON(エクスプレスジャポン)」。2月23日の間6回のテストマーケティングを展開してきて、ついに最終版が配布されています。
EX:JAPONのショルダーキャッチは「沿線とニッポンをつなげる0円情報誌」。表からも裏からも読み出せる面白い構成になっており、表から始まるのはビジネスパーソンに必要な経済ニュースや豆知識などの情報。裏から始まるのは東急沿線上の情報となっています。
東急田園都市線12駅と東急東横線13駅で毎週月曜日に5万部を配布していました。大きさはB3変形(272mm×382mm)、タブロイド版4色カラーとなります。広告料金は以下の通り。

EX:JAPONの広告料金表
最終号で面白かった試みは紳士服「コナカ」の広告。EX:JAPONの1面を使って同社が力を入れているシャワーで洗えるスーツ「シャワークリーンスーツ」のPR企画記事を展開。そのなかで以下のような東急各線に設置されている車内デジタルサイネージ「TOQビジョン」へ視線を誘導。

EX:JAPON(紙)からTOQビジョン(デジタルサイネージ)への誘導を図る
TOQビジョンではスーツをシャワーで洗う映像が流れ、「クリーニング代を節約してクルマを買いました!」という男性が登場します。
社内という限られた空間内で紙からデジタルサイネージへとクロスメディア展開。紙ではシャワークリーンスーツの詳細な説明を、デジタルサイネージでは動画というインパクトを持って商品特性を伝える。実に面白い展開です。
EX:JAPONは4月以降の本格創刊を目差すそうです。広告枠のなかで自社の広告も見受けられましたので、決して順風満帆ではないでしょうが、「沿線」というエリアにより密着したフリーペーパーとしてぜひ頑張ってほしいところです。
ただ、R25のときには「無料でこんなにしっかりとしたコンテンツが読めるなんて!」という驚きがありました。雑誌が無料になったという印象でした。そういった意味では、今回はほかのフリーペーパーとの差別化が今ひとつ難しそうな版型でコンテンツ面でのインパクトがありません。
R25をきっかけにフリーペーパーのコンテンツは年々高品質化しています。EX:JAPONはリクルートが自ら上げたハードルを、さらに超えるコンテンツの拡充が求められるでしょう。






No Comments