アマゾン、物流強化で当日配送エリアを拡大

 Amazon.co.jpの物流業務サービスを提供するアマゾンジャパン・ロジスティクスは2009年8月初旬をめどに大阪府堺市に新しい物流センター「アマゾン堺FC(フルフィルメントセンター)」を開業します。初の関西地方の拠点設立によって、西日本エリアの当日配送エリアが拡大する見込みです。

 アマゾン堺FCは千葉の「アマゾン市川FC」「アマゾン八千代FC」に次ぐ三つ目の物流センター。延べ床面積は20550坪と同社の物流センターのなかでも最大規模となります。この拠点設立によって、Amazon.co.jpの各ストアの「在庫あり」の商品ラインナップが強化されるほか、関西近郊、西日本を中心に対して、迅速な配送が可能になります。例えば、同社の「お急ぎ便」、会員制サービス「Amazonプライム」の利用者で関東地方在住以外のユーザーに対して、早くて翌日配送だったものが、早くて当日配送になる予定。

 アマゾンが日本でサービス開始したのは2000年11月。今年で9年目を迎えます。米国ほどの成功は見せていませんが、EC分野で大きなポジションを占めるに至りました。現在、楽天、アマゾンなどECサイトに加え、ネットスーパーの相次ぐ参入により、「即日配送」の競争が激化しています。物流の強化は不可避。こうした利便性の向上を武器に、EC市場はさらに拡大していくでしょう。

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