新聞業界、購読数減歯止め作戦に躍起

 「日本新聞協会、IT社長に新聞の重要性を訴えさせるキャンペーン」でも紹介しましたが、新聞業界が購読数減に歯止めをかけるべく、様々な取り組みを展開しています。

 4月6日は「新聞をヨム日」。ということで、都内で新聞に連載する漫画家3人のトークショーを開きました。やくみつる氏、西原理恵子氏、しりあがり寿氏、モデレーターは山田五郎氏という構成です。

 一方、東京地区の新聞各社で構成する東京地区新聞公正取引協議会はこの日に合わせ、東京有楽町にて一般紙とスポーツ紙計12紙を5400部無料配布しました。この取り組みは今年で5回目とのこと。

 若者の新聞離れと言われますが、実は確実に購読率の高い年齢層があります。それは就職活動生。それまで新聞にまったく接点を持たなかった学生も、就職活動時期に入ると新聞を手に取り始めます。特に昨今の不況による就職難、危機感を覚える学生は多く、就職活動生の新聞購読率は伸びているのではないでしょうか。

 問題はその学生たちが就職活動を終えた後、購読を辞めることです。いわば、受験の時の参考書としてしか新聞を位置づけておらず、長期間にわたって教養や知識を得る媒体としては見ていません。

 内容(コンテンツ)が悪いのか。それとも紙(コンテナー)が悪いのか。

 もはや斜陽産業となった新聞業界の自問自答は続きます。

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