メディア利用状況が海外と比べて特異な日本

 デロイトトーマツコンサルティングは2009年5月28日、日本、米国、英国、ドイツ、ブラジルにおけるユーザーのメディア利用状況に関する調査結果を発表しました。1週間当たりのテレビ視聴時間は日本が最長で17.6時間とほかの国と比べてテレビ視聴時間が長いという結果になっています。

 テレビ視聴時間が日本に次いで多いのは米国で15.8時間。その後、英国(15.4時間)、ドイツ(13.8時間)、ブラジル(9.8時間)と続きます。ただし、テレビ視聴時に集中しているユーザーは日本が5カ国中最低。“ながら見”が定着しているとのことでしょうか。何をしているのかというと、Eメールの送受信(46%)、ネットサーフィン(44%)。詳細は分かりませんが、確実にはケータイだと思われます。

 一方、インターネットの利用動向でも気になる結果が。日本人のインターネットの主な目的は「検索エンジンやポータルサイトの使用(90%)」、「個人的な興味・関心についての情報収集(88%)」、「商品購入(85%)」、「自分の国、世界のニュースや天気、最近の出来事について読む(81%)」、「自分の住んでいる地域のニュースや天気、最近の出来事を読む(81%)」となっており、「ソーシャル・ネットワーキングやチャット、掲示板利用(36%)」、「オーディオチャット、インターネット回線利用による電話(18%)」、「PCビデオカメラを使用(16%)」などのコミュニケーション利用は総じて低い数値となっています。SNSなどの交流を目的とする利用者は英国(57%)、ドイツ(45%)、米国(55%)、ブラジル(82%)に比べ最も低いとのこと。ここまでmixiやGREE、モバゲータウンの利用が広がっていても、まだ4割弱程度なのでしょうか。あまり実感が沸かない数字です。

 これに比べて驚くべき数字が新聞の定期購読率。日本は65%でダントツの1位。2位の米国を30ポイントも引き離しています。それが雑誌の定期購読率になると20%で5カ国中最低。何にしても日本は極端に他国と異なるメディア接触形態ということでしょうか。

 調査自体は各国で14―75歳8824人を対象にインターネットで実施したもの。日本では1841人を調査しているが調査結果には±5ポイントの許容誤差が含まれるとのことです。

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