ミクシィは2009年7月10日、パソコン版のSNS「mixi」の訪問者の履歴をベースにケータイ版mixiでリターゲティング広告を配信する「mixi by クライアント プラスMobile」を販売開始しました。PCサイトでの行動履歴をケータイサイトの広告配信に活用するという珍しいタイプの広告配信です。
リターゲティングは広告主のサイトに訪問したユーザーに対して、興味の深度に応じて再度最適な広告を配信するという広告配信技術です。海外ではLead Backとも言うそうです(ご興味のある方はタカヒロさんの「『リターゲティング』と『 leadback』」(改訂」をご参照)。今回、ミクシィが開始したリターゲティング広告は2009年4月に販売開始したリターゲティング広告「mixi by クライアント」のオプション的な位置付けで、広告主のPCサイトで収集した行動履歴を基にケータイ版mixiで広告を配信するというもの。PCサイトでの行動履歴取得時にはCookieでユーザーを特定、Cookieとmixi IDをひも付けた上でケータイ版mixiで表示させる手の込んだ仕組みのようです。
少なくとも、この仕組みを使う広告主はPCサイトとケータイサイト(キャンペーン用サイトでもいい)の両方を持っている必要があります。また、ケータイで最終コンバージョンに持って行こうとするメニューですから、ファーストフードやファミリーレストランなど店舗への誘導、もしくはコンビニやスーパーで購入できる食品、飲料水、菓子などが向いている気がします。ECという選択肢もありますが、PCではECを利用していてもケータイではECを利用したことのない人が多いでしょうから、リアルな販促活動につながる広告のほうが向いているのではないでしょうか。






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