比較広告は本当に悪?

 既にブログでも話題になっていますが、西友のテレビCMが面白いです。コジマさん、山田さん、ビッグさんが出てきて、最後に高田さんが出てきます。「あのオバマもはまっている」「あの小泉さんもはまっている」のテレビCMに通ずるものがありますが、ちょっと柔らかいタッチの比較広告です。

 ご覧になっていない方は「バッタリ編」をどうぞ。比較広告大国の米国で最近話題になったのはプレミアムコーヒー戦争(関連記事:米国で白熱する、プレミアムコーヒー戦争とスタバいじめ )。マクドナルドがシアトル近郊で展開した「1杯に4ドルは馬鹿だ」のビルボードはさすが米国という感じです。

 こうした比較広告自体、日本人にとってなじみのない手法ですので、西友のテレビCMにも若干の戸惑いを感じるブログも散見されます。ただ、比較広告自体、個人的にはもっと解禁してもいいのではないかと思っています。ちょうど衆議院が解散し、与党、野党ともに議員は意気揚々と地元の選挙区に戻っていきましたが、政治の世界を見ても、お互いがお互いをたたき合ってます。そのなかでマニフェストができあがり、政党による主張が明確化していくわけです。企業間においても、比較広告を展開することで「それでも4ドル払いたい」「費用対効果を求めたい」という価値観の違いが浮かび上がります。そして何より重要なのは、比較広告をお互いが展開することで、その業界自体に注目が集まることです。日常会話で話題に上り、「西友で家電は買わないでしょ」という意見が出てきたり、「安ければ買っちゃうな」といった意見が出てくるわけです。なかば、業界全体の市場のパイを広げる意味で、お互いに握って比較広告を展開しあってもいいのではとも思ってしまいます。もちろん広告宣伝費が企業規模によって異なる点が問題なのですが・・・。

 日本人の感性の問題もあり、賛否両論あると思いますが、どこかの業界で競合企業同士による比較広告展開プロモーションを見てみたいものです。もっといえば、ネット広告で見てみたい。左右にレクタングルを置いて、お互いにバトルしているクリエーティブが表示されていれば、少なくとも私は両方の広告ともクリックしてしまいます。そんな広告商品を開発してくれるところを期待しています。

 ちなみに西友のテレビCMに出てくる「高田さん」は「ジャパネットたかた」のことなのでしょうか。今ひとつ確証が持てません・・・。

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