毎日新聞社、TBS、スポーツニッポン新聞社など11社は2009年8月より、各社が運営するWebサイトに共通で掲載される広告商品「プレミアムニュースパック」を販売開始します。
このプレミアムニュースパック、系列のWebサイトをまとめたアドネットワークとも言えます。束ねるのは毎日新聞社、TBSテレビ、スポーツニッポン新聞社、毎日放送、北海道放送、東北放送、信越放送、
中部日本放送、テレビ高知、中国放送、RKB毎日放送の11社の広告枠。広告枠はスーパーバナーでクリエーティブサイズは728×90ピクセル。スポーツニッポン新聞社が運営する「スポニチアネックス」、毎日新聞社が運営する「毎日jp」、TBSの各サイトは月間PVが1億を超えているため、ボリュームで言えば月間3億PV以上。「ユーザーの重複が少ないので効果的な訴求ができる」(スポニチ)とのこと。
またもや「プレミアム」を冠したアドネットワークの登場。もはや、プレミアムの価値を下げにいっているのではとも思いたくなるネーミングです。そもそも、広告代理店をはじめ、CGM系ではない企業運営のサイトのことを「プレミアムサイト」と呼ぶこともありますが、少なくとも先行したロイター&朝日の「BPN(ビジネスプレミアムネットワーク)」に名を連ねる加盟サイトを見る限り、ブランド力の特に強いサイトを束ねており、今回のプレミアムニュースパックのように「メディアサイト=プレミアム」という発想ではないように思えます。
なお、アドネットワークでは規模ももちろん重要ですが、規模だけではヤフーのアドネットワークに勝てないのは自明の理。このタイミングで規模以外に訴求するポイントがないのは若干苦しいかと思います。「ユーザーの重複が少ないので効果的な訴求ができる」とする「効果的」とはあくまでもリーチできるパイの広さだけをイメージしたコメント。メディアサイトに接触する人はどういう人なのか、アクセスユーザーの属性をきっちりと広告主に訴求し、「重複していないこと」ではなく「誰に広告を届けられるのか」をきっちり説明しなければ、なかなか厳しそうなネットワークと言えるでしょう。






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